「いつの日か歩けるようになりたい。」という思いを受けて。
T様 女性 91歳 要介護3
| 入居経緯 |
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| 半年前に自宅で脳梗塞で倒れ、後遺症で左半身が不自由となったため、リハビリ病院で療養しながらリハビリを行っておられました。ご家族は、自宅では十分にお母様の面倒が看られない、かと言って、制限の多い病院では自由気ままを望むお母様には望ましくないということで、アライブへの入居を決意されました。”リハビリが続けられて、自分らしい生活が実現できる場所”がホームを選ばれる時の条件でした。 |
| 心身の状況 |
| ご本人は、何でも自分でやりたいという自立心が強く「いつの日か歩けるようになりたい」と強い希望をお持ちでした。しかし、左半身が不自由なため、歩行はお手伝いをすればなんとか歩くことができる状態で、移動、入浴、着替え、排泄など生活全般に介助が必要です。「病院ではずっと“おむつ”だったことが惨めだった」とのことで、お話を伺うと、「尿意も便意もある」とのことでしたので、自室のトイレで排泄することを目標にしました。しかし、まだお一人でトイレに行く事は危険です。そこで、ご自身のタイミングでナースコールを押していただくことと、排泄パターンに合わせたお声かけを実施しています。 |
| ケアの方針 |
| ご本人の自立心を尊重し、ご自分でできることは極力ご自身でやっていただき、「自分のペースで生活している」という自信と自覚を持っていただけるようサポートしていこうと考え、極度に生活に入り過ぎず、しかし必要な時はいつもそばにスタッフがいる安心を感じていただけるケアを心がけています。また、生活の中にリハビリの場面を積極的に組み込んでご本人の意欲にお応えしていきます。 |
| タイムスケジュール | |
|---|---|
| 6:30 | 起床 身支度![]() 「おはようございます」と声をかけると、元気なお声で「おはよう」と返ってきました。トイレに行きたいとの事で、T様のペースに合わせて、ゆっくりと手引き歩行をしながらトイレに向かいます。車イスを使うと早くトイレに行けますが、あえて歩行をしていただきご自分できるところはやっていただきます。生活の中でできる大事なリハビリです。今日は、アライブで企画したデパートショッピングの日です。お着替えをして、お化粧もされ、「今から楽しみだわ」と話されます。 |
| 7:00 | TV 朝食までの時間は、居室でテレビをご覧なり、ゆったりと過ごされます。 |
| 8:00 | 朝食 お食事は、病院ではミキサーでしたが、ここでは食べやすいように一口大に切ってありる普通食です。スタッフがお手伝いをしながらのお食事で、「早く、お魚を自分で食べたいわ」と嬉しそうに話され、同じテーブルの皆様とNHKの連続テレビ小説をご覧になっています。 |
| 9:00 | リビングで団欒 お食事後はそのままリビングで、ショッピングに行かれるメンバーと団欒をされています。「元気だった頃は、あのデパートに良く行ったわ」と笑顔で話されます。「アライブでは、1泊の旅行だっていけるんですよ!」と話すと、「信じられないわ」。その後、他のご入居者と昔の思い出話に花が咲き、旅行の話題で持ちきりです。 |
| 09:45 | リハビリ体操 リビングに集まり、各自いすに座って手足を動かしたり、ゆっくりとストレッチをしながら体を動かしていきます。T様は車イスでの参加です。スタッフが体操の合間にいろいろと声をかけ面白おかしく盛り上げていきます。この体操は、理学療法士の指導のもとに組み立てられています。T様には、麻痺側のストレッチを入念にしていただくように促しています。また、T様は定期的に理学療法士の先生の診察も受けています。 |
| 10:00 | ティータイム リハビリ体操の後は、ゆったりとした気分で寛いでいただいています。気の合う方と気軽にお話できるよう、座席も好きなように選べます。飲物もその時のご気分で選んでいただきます。本日はコーヒーを召し上がりました。 |
| 11:00 | 自主リハビリ ホームのリフレッシュルーム(リハビリ室)で、平行棒を使いながら歩行練習を行います。ゆっくりですが、確実に一歩一歩回復されています。「いつか、歩いてショッピングしましょうね」とお声かけすると、「そうね。がんばらなっくちゃ」ととても前向きです。 |
| 12:00 | 昼食 アライブでは、月に1回イベント食があります。四季折々の季節にちなんだ特別料理を提供します。寿司祭りやイタリアンランチや流しそうめんなど毎回アイディアを持ち寄り皆様が楽しく美味しく召し上がっていただけるよう知恵を絞っています。 |
| 14:00 | デパートショッピング![]() ホームのリフト付きの車両にて出発。車イスでも安心です。T様と仲の良いグループでメンバーが組まれています。銀座のデパートに到着し、ショッピングへ。「また来られるとは思わなかった」と嬉しそうにショッピングを楽しまれています。カーディガンとブラウスを購入され、「娘に自慢しないと」と笑顔で話されます。その後、デパ地下でお土産を購入されました。 |
| 18:00 | 夕食 今日は、和食です。ホームでの食事は、飽きが来ないように洋食や中華など、日々メニューが変わります。もちろん、カロリー制限や減塩食など、様々な形態の対応も可能です。 今日のドライブの時にデパ地下で購入された佃煮を持って来られ、美味しそうに召し上がっていらしゃいまいた。他の皆様とショッピングのお話で持ち切りでした。 |
| 20:00 | くつろぎの時間 リビングのホームシアターで「風と共に去りぬ」を鑑賞されました。「この映画は大好き。懐しい思い出が一杯詰まっています」と青春を思い出されているようです。 |
| 21:00 | 就寝準備(会話をしながら) 購入したカーディガンとブラウスをタンスに入れながら、「明日はこれを着たいわ」とおっしゃいます。ご自身で、歯磨きと洗面をして頂きます。右手を使いながら上手になさます。「これもリハビリのひとつよね!」と本当に発言や行動の一つ一つが前向きになられ、ご自身のペースで生活ができるようになってきました。 |
| 21:30 | 就寝 「今日はとても楽しかったわ、また連れて行ってね」とおっしゃっていただきました。アライブでは、外出や散歩、ドライ等を頻繁にする事で、ご自宅で過ごされていた時の普段通りの生活を少しでも実現できるようにと考えています。10分後に訪室すると熟睡されていました。 夜間 3時間おきにスタッフが巡回訪室。必要に応じてトイレ誘導をします。都度のナースコールの対応に加え、ご入居者の状況に応じ、定時巡回以外にも訪室し、夜間の状況を見守ります。 |
- アライブの一日
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- U様 「認知症であっても、人間らしい穏やかな生活をしてほしい」というご家族の願いを受けて。
- S様 「透析に行きながらも自分らしく生活したい」という願いを受けて。
- T様 「いつの日か歩けるようになりたい。」という思いを受けて。


