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経営志談 アライブのめざす介護 AliveUP!

みなさま、アライブのホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。

専務取締役をしています、三重野真と申します。

この「経営志談」のページは、アライブという会社の経営の志し、方向性、課題認識など、経営にまつわることを、みなさんにお伝えできればと考えています。

 

今回は、初回ということで、我々の介護の方向性を示す言葉である 「Alive UP!!」 について、お話させていただきます。

 

わたしたちは、1999年12月から有料老人ホーム事業をおこなっています。

その最初の事業開始のときに、先輩たちがまとめたコンセプトブックの中に、「自立支援」のキーワードが存在しています。

 

ケアの目的は、「自立支援」という言葉にあるように、あくまでもその方の自立を助けるものでなければなりません。

入居者の「できないこと」、「してほしいこと」をただそのまま受け止めて、対症療法的に補完し“あてがう対応”をするのではなく、

その方の生きること全体を見て、そのニーズの背景にあるものは何であるのか、どこに本当のケアが必要なのか等、

見極めをし、専門的視点でサービスを組み立てることが必要です。

 

この言葉は、今でも、介護を真剣に考える私たちの心に響きます。

 

2000年4月から施行された介護保険法第一条の総則のはじめに書かれている目的を一部記載します。「この法律は、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、(中略)これらの者がその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、(中略)もって国民の保険医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的とする。」と書かれています。

日本の国として、介護は自立支援という方向をもっていたことがわかります。

 

わたしたちアライブは、ご本人・ご家族の満足、スタッフの充実を、ずっと求めて事業を進めてきた自負はあります。しかし、安心して暮らす、笑顔で暮らすということに目を向けすぎて、自立支援の方向性から、少しづつズレていたかもしれないと、4、5年前から考えることが多くなりました。

 

その時に、あらためて考えたことは、この事業は、下記のようなサイクルの繰り返しによって、成り立っているということです。

ご入居者に笑顔・元気になっていただく

家族が、喜び安堵する。信頼関係が深まる。

スタッフが、介護に誇りと喜びを感じる。

よりよい介護が実現していく

書いてしまえば、当たり前のことですが、このサイクルを地道にやり続けることが、もっとも大切な事業の要諦であると思っています。

お1人で暮せなくなったから、お世話をする。面倒を見る。そのことで、益々身体が弱る。歩行がおぼつかない。転倒したら大変だから、車椅子にする。座位が保てない方はベッドで過ごしていただく。それは、その方を大切に思う、安全に支えることにはなるかもしれません。しかし、笑顔になる、元気になる、ということにつながらないと考えます。表にあるように、マーズローの欲求段階の生理的欲求や、安全欲求が自力では満たせなくなった方が、しかたなく私たちのところにいらっしゃる。でも、私たち、生活のプロ、介護のプロが寄り添うことで、少しづつその段階が満たされていく。再び、その上の欲求段階をもっていただく。そういうことをするのが、私たち「介護付きホーム」の仕事であり、そうやって元気になった方の笑顔を見ることが、この仕事の喜びだと思います。

“Alive UP!!” わたしたちは、取組み続けます!!