音楽療法　アライブ目白

ご入居者の皆様も心待ちにされていた「音楽療法」、コロナ禍の為約1年半ぶりの開催となりました。
到着した講師の顔が見えた途端に、皆様マスク越しに柔らかな表情になっていらっしゃいました。

時間になりスタートすると、お一人おひとりに声を掛けて下さいながらピアノの演奏が始まりました。皆様マスク越しではあるものの、小さく口ずさんでいらっしゃいます。

またそれぞれ音の出る楽器をお持ちになり、腕を動かし曲に合わせてリズムをとっていらっしゃいました。

次の曲のヒントが会話の中あり、ご入居者の皆様は連想し言葉にされていきます。他の方の声に「私も知ってるわ」「○○さんの歌なのよね」「あの方(歌い手)綺麗なのよ」などの会話も弾んでいきました。

場所にまつわる歌の時には「行ったことあるわ」と当時の旅行の行程や景色の素晴らしさもお話し下さり、あっという間に時間が過ぎて行きました。

コロナ禍で感染対応しながらの開催だった為、大きな声を出しながら歌うことは出来ませんでしたが、皆様心の中の大きな歌声がピアノの音に乗って聴こえて来るようでした。