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ご家族の声

“生きる意欲”を失った母のために真剣にホームを探しました。

#ご家族の声 #アライブ目白

「母は初めて入居した介護付き老人ホームで、次第に元気を失い、食欲もなくなって、ついに何も食べなくなってしまいました。

水を飲むことさえ拒否する母の姿は、まるで“生きる意欲”を失っているように見えました。そこから真剣に母のために次の介護付き老人ホームを探し始めたのです」

そう振り返るN様。現在94歳のお母様が、アライブ目白に入居されたのは2017年10月のこと。実は入居される前に、別の介護付き老人ホームに半年ほど入居されていました。冒頭の言葉は、当時のことを語ったものです。

03年にお父様が他界してからは、ひとり暮らしを続けていたお母様。少し体調を崩したこともありましたが、それ以外は元気そのもの。お気に入りの中華料理屋さんをタクシーで何度も訪れて、お店の方に「当店はN様のダイニングルームです」と言われたこともあったとか。

お父様にとても大事にされていた、おっとりとした性格のお母様の生きがいは和歌を詠むこと。70代後半まで、新宿区のカルチャーセンターで和歌の講師を務めていたほどです。明治神宮の和歌の大会で表彰されたこともありました。

「ずっと自宅の庭が見えるリビングで書き物をしていた母の姿をよく覚えています。和歌を詠んだり、筆で何かを書いたりすることは、母の生活の一部でした」

お母様がひとり暮らしをされていた頃は、デイサービスや食事の世話をするヘルパーを活用しつつ、N様のお兄様が毎週様子を見るために泊まりに行っていました。この頃、N様はご自身のお仕事が忙しいのと、お子さんがまだ小さかったこともあって、お母様が暮らす家には時々立ち寄る程度でした。

しかし、お母様が手の皮膚の悪いところを治すために入院したところ、ベッドから動かない生活が続くことで体調が悪化。退院してから胃が悪くなり、吐血して救急搬送されてしまいます。さらに、お母様の看病をされていたお兄様が体調を崩してしまいました。

「長兄はとても真面目な人なので無理をしていたのでしょう。私は常勤で仕事をしており、つきっきりの看病が難しかったので、次兄が見つけてきた介護付き老人ホームへの入居を兄弟3人で検討し、母にも話をして決めました。緊急避難的でしたので、“ある程度の条件を満たしていて空いているところに入居できればいい、体調が戻れば家に戻れるかもしれないし”という感じでした」

ところが、思わぬことが起こります。お母様がみるみるうちに元気を失っていったのです。

「ホームに落ち度があったというわけではありません。ただ、アライブ目白よりずっと規模が大きいホームでした。食事のときは食堂に大勢が集まって座って待つのですが、テーブルに突っ伏している母を面会時に見つけることもあり、ホームに入居できて一安心と思っていた気持ちが揺らぎました。やがて何も食べなくなり、水を飲むことも嫌がるようになったのです」

N様は、90歳を超えたお母様が、まるで“生きる意欲”を失ってしまったように見えたといいます。

「“このままの状態が続けば胃ろうをすることも考えなければならなくなる”、という話もされました。何とか母に食事をしてもらうことはできないのかと思い、クリスマスに私が夫と息子と一緒に訪れたら、急に元気になって、ごはんも食べてくれました。楽しいことがあるとか安らげる状況にあれば、食事をするのだとわかり、それからは私が毎日のように顔を出すようになりました」

母のために今度は自分で納得のいくホームを探そう――このとき、N様はそう強く思ったそうです。

母とともに私自身が救われた気がしました

そんなとき、N様が訪れたのが、アライブ目白でした。実は数年前にも見学したことがありましたが、まだお母様が元気にひとり暮らしをされていたので入居を見送っていました。その後も気になってはいましたが、空室が出ていなかったそうです。

母とともに私自身が救われた気がしました

そんなとき、N様が訪れたのが、アライブ目白でした。実は数年前にも見学したことがありましたが、まだお母様が元気にひとり暮らしをされていたので入居を見送っていました。その後も気になってはいましたが、空室が出ていなかったそうです。

N様が気に入ったのは、自宅からの近さときれいな庭。そして何より、アライブ目白のアットホームな雰囲気でした。アライブ目白はご入居者1.5人に対してスタッフ1人ですが、以前のホームはご入居者2.5人に対してスタッフ1人だったとのこと。

「規模が小さいと目も届きますし、雰囲気も良くなりますよね。アライブ目白を訪れたときに説明してくれたスタッフさんが本当に感じの良い方で安心しました。規模が大きかった前のホームでは、ホーム長とは入居時以外に話をしたことはなく、ケアマネジャーさんにはお会いした記憶はありませんでした」

N様にとって大きかったのは、どんなことでもスタッフと話せる距離の近さでした。

「母の介護のことを何でも話すことができて、ひとりで抱えこんでいた部分をシェアしてもらった気がします。スタッフのみなさんが母を支えてくれるのと同時に、私のことも支えてくれそうなホームだと思いました。みなさんの温かな対応に、私自身が救われた気がします」

もうひとつ、N様の印象に強く残ったことがあります。105歳の華道家のご入居者が、週に一度、スタッフの方に付き添われて自宅に帰り、お弟子さんたちにお花の稽古をしていたことです。

「ご入居者のことを大事にされている感じがしましたし、なにより文化的であり、人間的であるとも感じました。私の息子は華道の師範の資格を持っているのですが、この話を伝えたところ、『おばあちゃんにはそこのホームがふさわしい』と言ってくれたんです」

家族の後押しを得て、「ここしかない!」と思ったというN様。実際に転居を行ってみると、お母様が慣れるまでは時間がかかりましたが、心配していたほどの問題は起こりませんでした。食事も順調に食べられるようになっていきました。

アライブ目白では本来の母らしさが戻ってきました

2020年、コロナ禍で緊急事態宣言が発出された折は、ご家族の面会が難しくなり、お母様の気分の低下とともに食欲が落ちてしまうこともありましたが、アライブ目白のスタッフと力を合わせて乗り切りました。

「アライブのスタッフさんには毎日、ああじゃないか、こうじゃないか、と相談していました。少し母の食欲が戻った時点で、私も忙しくなり連絡や相談も以前ほど頻繁にしなくなったのですが、それから母の食欲がみるみるうちに回復したのは嬉しい驚きでした。介護のプロであるスタッフのみなさんにお任せしたのが良かったのだと思います。アライブ目白の介護力に感謝しています。今年の緊急事態宣言のときは、前の年のことを踏まえて、オンラインでの面会をやってみたり、ピアノを弾いて聴かせてみたりと、いろいろなことをやってみた結果、母の食欲があまり落ちなくて安心しました。昨年のような食欲低下が起きないか心配した私の問い合わせに対し、母が変わりなく生活していることを、ホーム長さんが母の食事量の推移をグラフ化した資料を見せてくださり、さらにスタッフの方々が書いた記録やスタッフさんと母との実際のやり取りなども確認しながらより詳しく報告してくださったのはとてもありがたかったです。面会がかなわない緊急事態宣言の間も安心して母をアライブ目白の介護にお任せすることができました」

今は筆ペンで短歌を書き写すことを楽しんでいるというお母様。七夕飾りをつくったり、節分の豆まきをしたり、お正月のお餅つきをしたりなどの季節の行事をはじめ、地域のこどもたちとの音楽会、豆腐づくり、スタッフによる日舞の披露など、アライブ目白では多種多様なアクティビティが行われています。現在もコロナ禍の中、工夫を凝らしてご入居者の方たちに楽しんでもらえるような試みを行い続けています。

お母様を介護つき老人ホームに入居させるのは、申し訳ない気持ちがあったというN様。だからこそ、自分の納得のいくホームを探して、お母様に入居してもらいたい――そう強く思ったそうです。

「こちらに入居してからは、まったくネガティブな気持ちになっていません。母も『ありがたいわねぇ』と言ってくれました。家庭的で、温かみがあって、文化も大切にしてくれるホームで過ごしてもらうのは、せめてもの親孝行だと思います」

写真撮影のときは背筋をシャキッとさせてポーズをとってくれたお母様の姿を見ると、とても“生きる意欲”を失っていた方とは思えません。

「こちらのホームでは本来の母らしく暮らすことができるようになったと思います。書きものをさせてくれたり、いろいろ話しかけてくださったりすることで、母も生き生きしていますね。アライブ目白にして良かった。今はそう確信しています」

取材・文:大山くまお

※インタビュー内容やご年齢などは、取材当時のものです。

担当スタッフより

アライブ目白 
介護サブリーダー / 夏井 崇

最初にお会いした時、ご家族がとてもお母様を大切にされていることが伝わりました。
同時に少し心配そうな表情が印象に残っています。
入居されて、寝込んでしまうことが時々あったので、ケアのチームで色々な得意なものに挑戦して頂きました。
すると日中の活動量と覚醒度が上がり、夜もゆっくりお休み頂けるようになりました。
ある時、「ホームでいつも大切にして頂いていることがわかる」と娘様に言って頂けたとき、嬉しくて涙が出そうになりました。

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