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たけのこの会:QOL、ユマニチュード、オランダの介護 アライブ世田谷中町

2022年7月21日 

アライブ世田谷中町では、昨年度に続き新卒育成プログラム「たけのこの会」を毎月行っています。今月は、介護の重要な要素である「QOL」についてと、認知症ケアの手法の一つ「ユマニチュード」や海外の介護の事例として「オランダの先進介護」について学びの場を設けましたので、ご紹介させていただきます。

今回のテーマ、まず「QOL」(クオリティ オブ ライフ)については、介護福祉の分野では、介護を受ける方が「自分らしく充実した生活を送れているか」について「QOLを保つ」「QOLを高める」と表現されるように、たとえ介護が必要になっても、ご本人が生きがいや楽しみをもって暮らせるよう支援していくことの重要性を確認し、ADL(日常生活動作)やIADL(手段的日常生活動作)との違いを明らかにした上で、当ホームの今年度のスローガン「NO エピソード NO LIFE」や日常の業務との関連を結び付けて理解が深まるような内容としました。

ユマニチュード(※1)については、ユマニチュードの基本的な考え方(※2)と4つの柱(見る、話す、触れる、立つ)、5つのステップ(①出会いの準備、②ケアの準備、③知覚の連結、④感情の固定、⑤再会の約束)を動画視聴して学びました。その後、普段のケアにどう生かすかも交えて講義も行いました。

※1ユマニチュード・・・ユマニチュード(Humanitude)とは、知覚・感情・言語による包括的コミュニケーションに基づいたケア技法です。フランス語で「人間らしさ」を意味する「ユマニチュード」には、「人間らしさを取り戻す」ということも含まれています。ユマニチュードは、1979年にフランスの体育学教師だったイヴ・ジネスト氏とロゼット・マレスコッティ氏の2人が創出しました。

※2ユマニチュードの基本的な考え方・・・ケアの対象となる人の「人間らしさ」を尊重し続け、ケアをする人は、ケアを受ける人に、たとえ反応がなくても「あなたを大切に思っています」「あなたはここにいますよ」というメッセージを発信し続けること、具体的には、「見る」「話す」「触れる」「立つ」という人間の特性に働きかけ、ケアを受ける人に「自分は人間である」ということを思い出していただき、そして、ケアを通じて、言葉によるコミュニケーションが難しい人とポジティブな関係を築いていきます。その結果として、攻撃的とみなされていた方がケアを受け入れるようになった、言葉を発しなかった方が再び話すようになった、寝たきりの状態だった方が立ち上がり、歩けるようになったなどの効果を期待する技法です。

最後は、最先端介護の勉強ということで介護先進国のオランダで取り組まれている「認知症の方が中心に暮らしている街」~デ・ホーへワイク~について、学びました。

「“普通に生活している”という感覚が得られない」。入居者の不満から変革した、オランダの介護施設での生活(スーパーマーケットや映画館もある街のようなつくりの施設で、認知症患者だけが暮らす“普通の暮らし”)をどのように実現しているのかを学び、そのまま真似することはできないが、いかに今のアライブ世田谷中町での環境や仕組みに取り入れていけるかを考えました。

どんなにたくさんのことを学んでも、毎日の業務に組み込んで考え実践していかないと意味がないという結びで研修を終えました。新卒スタッフの気づきに少しでも役立てばと、願っています。

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