2025年4月19日
「立ち上がる」という動作を、じっくり考えた事がありますか?
今、イスに座っている方は背すじをピンと伸ばし、腰を曲げずに足の力だけで立ち上がってみてください。
立ち上がる事ができましたか?
普段、無意識に行っているイスから「立ち上がる」という動作を細かく分けてみましょう。
まずイスに浅く座り直し、かかとを手前に引きます。
次に腰を曲げ上半身を前に傾けます。
するとひざとかかとに重心が乗っておしりが少し浮きます。
そのタイミングでひざを伸ばすと立ち上がる事ができます。
身体が元気な時は、深く考えず無意識に「立ち上がる」という動作をしていますが年齢を重ねると筋力の低下や足腰の痛み、身体の柔軟性などが原因となり動作が困難な場合があります。
アライブかながわにご入居されている方も、「今日は立てないよ」とおっしゃる時があります。
そんな時は、無理に立っていただこうとせず、出来る範囲で「足は手前に引けますか?」
「お体を前に倒せますか?」と声かけをしながらゆっくりと基本動作をお伝えします。
テーブルや、手すりが近くにある場合は、お一人お一人のお身体の状態に合わせて、つかまって立ち上がっていただくこともあります。
それでも難しい場合は、腰やひじをお支えし、力の入るタイミングに合わせ、立ち上がりをサポートします。
年齢を重ねると「立ち上がる」という動作がとても大変になってきます。
その大変さに寄り添い、少しでも負担を軽減できるよう全力でサポートしたいと思います。
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