2025年9月9日
アライブ浜田山ホーム長の佐藤です。平年通り梅雨が明け、酷暑厳しい夏本番を迎えました。ご入居者は日常の何気ない会話の中で、「良い天気ですね」「今年は蝉が少ないですね」と微笑みながら語られます。そのやり取りから、縁側で食べたスイカや浴衣でのお出かけといった子ども時代の思い出が自然とあふれます。こうした日常のひとときこそ、人生のページを開く時間であり、私たちの「お一人おひとりに寄り添うケア」が真に機能する瞬間です。
私は個人として、祭事や季節の行事を通じて「古きを温め新しきを知る」ことの大切さを学んできました。ご入居者の歴史や想いに耳を傾け、それを日々の暮らしに反映させることで、心から望まれる生活を形にしていく――これこそがアライブのミッション「情愛と意志で、ご本人とご家族の真の望みを叶える」を体現する取り組みです。
さらに、介護スタッフを中心とした専門職チームが生活と医療の最適なバランスを保ちながら連携することで、安心・安全と豊かさを両立させます。スタッフのウェルビーイングを大切にし、チーム全体で成長し続けることが、質の高いケアを実現する礎となります。
静かな夏の中で、日々の営みと想いをつなぎながら、アライブのビジョン「認知症を熟知し、想いをカタチにし、日本の介護を牽引し続ける」を体現し、ご入居者とご家族に「ここで暮らしてよかった」と心から感じていただけるホームを築いてまいります。
資料請求・お問い合わせ