2025年11月19日
アライブ荻窪ホーム長の畠山です。
9月に入りましたが、まだまだ厳しい暑さが続いております。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
私たちアライブメディケアには、「認知症を熟知する」という重要なキーワードがあります。今後、日本の認知症患者数は約700万人を超え、高齢者の約5人に1人が認知症になると言われています。しかし、認知症と一口に言っても、その種類や症状は人によってまったく異なり、一人ひとりに合った理解と支援が欠かせません。
また、施設に入居される背景も様々です。ご本人にとって、ご自宅で過ごすことが一番であることは言うまでもありません。しかし、認知症が進行すると日常生活に支障が生じ、ご家族の負担も次第に大きくなります。迷いや葛藤の末に施設入居を決断されるご家族がほとんどであり、その想いをお預かりする重責を、私自身いつも深く感じています。
だからこそ、私たちは「認知症を持つ方を一人の人として尊重する」ことを何よりも大切にしています。
「症状のこと」「お身体のこと」「生活習慣」「ご趣味や嗜好」「お困りごと」――まずはできる限り多くのことをお伺いし、その方を理解することから始めます。時間をかけてコミュニケーションを取り、不安を少しずつ和らげ、安心できる関係を築いていく。その積み重ねが「その方らしい暮らし」につながっていくのだと信じています。
さらに、私たちのケアの土台となっているのが「自立支援ケア」です。
「水分」「食事」「排泄」「運動」「睡眠」「減薬」という6つの柱を軸に、介護士・看護師・ケアマネジャー・理学療法士など多職種が連携し、課題を検討します。そして実際にアプローチし、振り返りを重ねることで、その方にとって本当に適した方法を模索し続けます。認知症の症状は一人ひとり異なるからこそ、繰り返し検討し、工夫を積み重ねることが大切なのです。
その方らしい暮らしを実現するために欠かせないのは、信頼関係の構築と、心身の安定です。私たちは、ご本人とご家族の想いをしっかりと受け止め、安心して笑顔で過ごしていただける日々を支えてまいります。
「認知症を熟知し、思いをカタチにし、日本の介護を牽引し続ける」
それがアライブ荻窪の使命であり、私たちの誇りです。これからもスタッフ一同、情熱を持って取り組み、上質で温かなホームを実現してまいります。
ぜひ一度、アライブ荻窪にお越しいただき、私たちの思いや取り組みを肌で感じていただければ幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。




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