2025年11月19日
アライブ荻窪ホーム長の畠山です。
清々しい秋の気配を感じられる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
アライブでは、【人を大切にする気持ちをベースに、お一人おひとりと向き合い続ける】という理念を大切にしています。
私たちの仕事は、ご入居者の生活に寄り添い、できない部分を支え、叶えたい望みを共に実現していくこと。そのためには、その方を深く理解することが欠かせません。
20年以上介護の現場から管理職まで歩んできましたが、いつも感じるのは「同じ介護はひとつとして存在しない」ということです。
その方に合った最適なケアを見つけることこそが、私たちの役割だと考えています。
先日、あるご入居者が治療のため入院されました。認知症はお持ちでしたが、普段は穏やかに自立した生活を送られていた方です。
しかし入院から数日後、ご家族から「治療は無事に終わったものの、混乱が強く出てしまい、このままでは大変な状況。アライブに戻ることはできないか」とご相談をいただきました。
私たちはすぐに病院と連携し、治療後の処置や医療的なリスクを確認。緊急時には病院が受け入れてくださる体制を整えることで、ご家族にも安心していただける準備を進めました。
お戻りいただいた際には歩行も不安定で、意思疎通も難しい状況でしたが、居室環境を整え、リスクを最小限に抑えながらご生活を再開。
スタッフが日々丁寧に関わる中で混乱も落ち着き、今では入院前に近い状態まで回復されています。
この出来事を通じて、入居者にとって環境の変化や些細な出来事が大きな影響を及ぼすこと、そして介護の力で回復を支えられることを改めて実感しました。
【人を大切にする気持ちをベースに、お一人おひとりと向き合い続ける】それがアライブ荻窪の変わらぬ姿勢です。
これからもスタッフとともに情熱を持ち、上質な介護が提供できるホームを築いてまいります。どうぞお気軽にアライブ荻窪へお声かけください。
皆様にとって安心と希望をお届けできる存在であり続けたいと思います。




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