2025年11月19日
アライブ浜田山ホーム長の佐藤です。
今年も敬老の日に合わせて、ホームで「敬老会」を開催いたしました。
長い年月をかけてご家族や社会のために尽くしてこられた皆さまへ、心からの感謝をお伝えする特別な日。私たち職員にとっても、一年の中でとても大切な時間です。
準備の段階から、職員同士で「今年はどんなプレゼントが喜ばれるだろう」「どんな雰囲気なら皆さまに楽しんでいただけるだろう」と話し合い、ワクワクした気持ちで当日を迎えました。当日は介護リーダーが中心となり、明るい声掛けや工夫を凝らした進行で、会場全体が華やかな雰囲気に包まれました。ご入居者の表情には、誇らしさと少しの照れが入り混じり、その一瞬一瞬がとても印象的でした。
今年の目玉は、かわいらしいうさぎの紅白饅頭。ふっくらと蒸しあげられた紅白のお饅頭が並んだ様子は、まるでお月見の夜にうさぎたちが仲良く集まっているよう。テーブルに置いた瞬間に「まぁ、かわいい」「食べるのがもったいないわ」と歓声があがり、リビングが一層にぎやかになりました。紅白には「健やかに過ごしていただきたい」という願いを込め、紅は喜びや活力を、白は清らかさや長寿を表しています。皆さまの毎日がこれからも実り豊かであるようにとの思いを込めてご用意しました。
お口に運ばれると「甘くておいしい」「柔らかいわね」と自然に会話が弾み、ふっと表情が和らぐ瞬間が広がっていきました。
さらに、職員から感謝の言葉と記念品をお渡しすると、「こんなにしてもらっていいの?」「うれしいけど、ちょっと恥ずかしいわね」と、照れながらも笑顔があふれ、職員も胸が熱くなりました。
敬老会は単なる行事ではなく、「ありがとう」をカタチにして伝える時間です。そして、ご入居者の笑顔に出会えたとき、私たち職員自身も大きな喜びと力をいただいています。
今年の敬老会は、うさぎの紅白饅頭を囲みながら笑顔と笑い声に包まれた、温かな一日となりました。これからも皆さまが安心して健やかに、そして笑顔で過ごしていただけるように、職員一同心を込めて歩んでまいります。




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