2025年11月19日
アライブ代々木大山町ホーム長の井東です。
10月19日の日曜日。本日はアライブ代々木大山町の秋祭りを開催しました。
午前から射的などのゲームを楽しんでいただき、昼食は「秋祭り御膳」の特別食、午後はスタッフによる舞踊とインドからの技能実習生による民族舞踊で皆様に楽しんでいただきました。インドから来ている技能実習生による民族舞踊では、ご入居者からアンコールの声がかかるほど盛り上がりをみせました。
アライブでは秋祭りのほかに、季節を感じていただくイベントを多数開催しております。正月の獅子舞に始まり、節分、花見、母・父の日、七夕、クリスマスなど、ほぼ毎月実施しております。ホームでの生活において空調等も管理されていると、特に認知症の方は季節を感じにくくなります。その為、馴染みのある季節のイベントを開催し季節感を感じていただくというのが最大の目的です。
そういう意味では、毎日のアクティビティも大きな目的があります。それは、可能な限りお部屋から出て「刺激を受けていただく」ことです。
高齢者にとって最大の問題は「閉じこもりと孤立」です。
ある自治体の調査では、自宅での閉じこもり高齢者のうち3割の方が1年後に寝たきりになるという報告もあります。
閉じこもりの弊害は多数ありますが、パッと出てくるだけでも以下の5つです。
① うつ
何らかの原因で長期間家に閉じこもりになって、人や社会との交流がなくなり、会話やコミュニケーションをしないと、どんどん気分が落ち込んできてうつ傾向になるリスクがあります。
② 認知症
家に閉じこもりがちな人は認知症になり易いというデータもあります。認知症から閉じこもりになったり、閉じこもりがちな生活が認知症を発生させるということがあります。
③ 運動機能の低下
運動機能が低下すると余程本人か周りが外出に意欲的でない限り家に閉じこもってしまいます。運動機能が低下した高齢者が家に閉じこもると、更に運動機能が低下するので、状態が悪化していくケースが多くあります。
④ 低栄養
高齢になるとどうしても食が細くなります。食事は本来楽しんで食べるものですが、独りでの食事はそれだけで食欲が落ちます。その結果、低栄養状態になってしまいます。低栄養状態では元気がでません。元気がないと外出をしないので、運動機能がどんどん低下してきます。運動機能が低下してくると益々運動をしなくなり、食欲もなく、気力もなくなり、家でじっと閉じこもりになるという、まさに悪循環に陥るリスクがあります。
⑤ 口腔機能の低下
口腔機能が低下すると食事が食べられなくなりますし、発音しにくくなり話しづらくなります。楽しく食事が出来ない、人と上手く話せないということが心的なストレスとなって家に閉じこもりがちになります。閉じこもりがちになると歯磨きなどのケアもだんだん億劫になり、生活が雑になってきます。そうすることで誤嚥性肺炎などのリスクが高まります。
ホームにおいても、「本人希望」という理由で居室に閉じこもりがちになるご入居者もいらっしゃいます。ただ、閉じこもりによる状態悪化の前に対応することを心がけております。その一つの方法が「日々のアクティビティ」です。
それぞれ好みも違うため、好きなこと、趣味などもヒアリングした上で、声掛けをしております。
「可能な限りお部屋から出て刺激を受けていただく」
「本人希望」という理由に流されず、介護のプロとして「閉じこもりと孤立」の弊害を考慮に入れ、「予見したケア」を実践する。
アライブ代々木大山町は、このような介護を実践しております。
当社のように、医学や介護学など、論理的かつ体系だった専門的なバックグラウンドから、実践的なケアが展開出来ている介護現場はそうありません。
アライブには、著名な認知症専門医や自立支援介護の顧問など、多くのプロ集団を抱えており、現場ラウンドで毎日実践的な学びがあります。
その環境から、ケアスタッフの専門能力や人間力が磨かれていくと考えております。
感動価値を実現するアライブ代々木大山町の介護品質をどうぞご期待下さい。




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