2025年11月19日
アライブ代々木大山町ホーム長の井東です。
前回、介護の仕事は「人間力」が重要ということについて書きました。では、「人間力」とは?と問われると、なかなか明確な答えは出てこないと思います。
ただ、実は「人間力」は内閣府で定義されています。
人間力は、「社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力」と定義されています。
具体的には
① 知的能力
「基礎学力」、「専門的な知識・ノウハウ」を持ち、自らそれを継続的に高めていく力。また、それらの上に応用力として構築される「論理的思考力」、「創造力」など
② 社会・対人関係力
「コミュニケーションスキル」、「リーダーシップ」、「公共心」、「規範意識」や「他者を尊重し切磋琢磨しながらお互いを高め合う力」など
③ 自己制御
「意欲」、「忍耐力」「自分らしい生き方や成功を追求する力」など
上記3要素を総合的にバランス良く高めることが、人間力を高めることとなっています。
アライブでは「知、情、意をバランス良く高めている『完き人(まったきひと)』を目指して、自らの心を磨こう」と全社をあげて取り組んでいます。
「完き人」という言葉は、1万円札の肖像にもなっている渋沢栄一の著書「論語と算盤」の中に出てきますが、智恵、情愛、意思の三者がバランスよく発達した常識人のことを指します。
完き人は、知恵を基に物事の善悪を判断し、情愛を基に他人を思いやる心を持ち、意思を基に自分の意志をしっかり持つことができます。完き人になるためには、これらの三つをバランスよく育て、備えていることが求められます。
アライブの目指す「完き人」と内閣府の定義する「人間力」はほぼ同義です。
ご入居者により良い介護を提供すると共に、仕事にやりがいを感じ充実した人生を送るには、「完き人」を目指して自らが成長し続けることが重要だと思います。
ご入居者により良い生活を提供するためにどのようにすればいいのか?
介護職の経験値だけではなくエビデンスに基づいた介護をするためにはどのようにすればいいのか?
仕事にやりがいを感じ、幸せになるにはどのようにすればいいのか?
アライブにはそれらを解決する学びの場と土壌があります。
もっと成長したいというやる気のある方は、是非アライブに見学に来てください。
同じ方向性を持った「同志」を心よりお待ちしております。




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