アライブウェルビーイングフォーラム

こんにちは。アライブ荻窪のホーム長を務めております畠山です。
立冬を迎え、ますます寒さが厳しくなってまいりました。体調にはくれぐれもお気を付けください。今回のブログは、「尊厳」についてご紹介いたします。

２０２５年１１月１２日に「アライブウェルビーイングフォーラム」を開催させていただきました。出席してくださった皆様、この場をお借りして御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

本フォーラムでは、「尊厳」をテーマに、ご入居者・ご家族・職員など多様な関係者が共に尊重し合う関係性のあり方について、専門家を交えた対話の場を設けました。

パネリストのご紹介をさせていただきます。
・前野 隆司 氏 株式会社アライブメディケア 顧問/武蔵野大学ウェルビーイング学部長・教授/慶應義塾大学 名誉教授
・前野 マドカ 氏 株式会社アライブメディケア 顧問/ EVOL株式会社代表取締役CEO/
武蔵野大学 ウェルビーイング学部 客員教授
・今井 幸充 氏 株式会社アライブメディケア 顧問/日本認知症ケア学会 元理事長/翠会和光病院 元院長
・安田 雄太 株式会社アライブメディケア 代表取締役

パネルディスカッションでは、パネラーの皆様の経験談から専門的な見地からのお話等、多くの学びある時間となりました。その中でも、個人的に印象に残ったことがありました。
「ご入居者と家族とスタッフが分断しては良いケアにはならない。お互いが気遣う・思いやる、相手をケアすることが大切。分断を起こさないために行動する。」ということです。

私自身、深く考える時間となったと同時に、職員・ご家族・ご入居者など多くの人が関わる中で、互いに尊重し合える関係を築くことが不可欠であることを、あらためて理解いたしました。

グループワークの中では、ご家族と向き合い、本音をぶつけ合い、それぞれの立場からご入居者への想いを伝え合いました。ご入居者様にとって「何が望みなのか？」という本質に触れた話し合いができました。ご入居者・ご家族の想いに触れ、私たち職員の想いを伝えることが出来て、気持ちが通ったひと時であったようにおもいます。

これからも、「ひとりを思うそのために」を根幹に、ご入居者の「真の望み」を実現するホームであり続けたいと考えております。

まだ課題はありますが、分断を起こさない対話を大切に、真摯に向き合って成長し続けてまいりたいとおもいます。
引き続き、温かいご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。