2025年12月1日
こんにちは、アライブかながわのホーム長の佐藤です。
いよいよ今年も、あとわずかとなりました。12月に入り朝晩の冷え込みが一段と強くなり、この寒さでインフルエンザ感染が増えております。手洗いやマスク着用等、しっかりと感染防止の対策を行なっていただければと思います。
さて、免疫を高める重要性について、前々回は「食事」、前回は「運動」の話しをさせていただきましたが、今回は「睡眠」について話しをさせていただきます。
「睡眠」
睡眠不足は、免疫低下の大きな原因になります。
免疫機能を高めるには、しっかりと休息をとり、自律神経を整え、ストレスを溜めないことが大切と言われております。
心身を十分に休めるためには、1日6〜7時間の睡眠時間を確保できるようにすることが大切だと言われております。
質の良い睡眠を取るために、脳の松果体で生成されるホルモンで、睡眠と覚醒のサイクルを調整する「メラトニン」が重要な役割を果たしています。
メラトニンは、朝起きて太陽の光を浴び、体内時計をリセットしてから14〜16時間程経過すると、脳の松果体から分泌が始まります。
メラトニンは、自然な眠りを促すだけではなく、強力な抗酸化作用を持っているため、質の良い睡眠を取ることで活性酸素を除去し、細胞の新陳代謝を促進し、免疫機能を高めることができると言われております。
そのため、メラトニンの分泌が少ない朝6時から14時までの間に眠るのと、分泌が多い22時から翌朝6時までに眠るのとでは、同じ8時間の睡眠でも体への影響が異なります。
メラトニンをしっかりと分泌させるためには、日中に太陽の光を浴びて、活発に動くことが大切になってきます。
アライブかながわでは、質の良い睡眠を取っていただくために、前回お伝えしました体操や生活リハビリ、アクティビティを毎日実施しており、日中に活動量を増やすことで、夜間にしっかりと睡眠を取っていただき、昼夜逆転することのないようにしております。
また、太陽の光を浴びていただけるよう、天気のよい日は近隣散歩や買い物、外食等の外出アクティビティの取り組みも行なっております。
アライブケアメソッドの自立支援ケアで取り組む6つの基本ケアの中で、特に「食事」「運動」「睡眠」については、免疫機能を高める効果があり、アライブかながわでは、ご入居者の皆さまに長く元気に生活していただくことを考え、それぞれ様々な取り組みを行なっております。
介護について不安や困りごとがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
また、随時見学を受け付けておりますので、ご希望の方は遠慮なくご連絡ください。




資料請求・お問い合わせ

