免疫を高める④（笑う）

こんにちは、アライブかながわのホーム長の佐藤です。

師走に入り、日ごとに冬めいて、街はクリスマスのイルミネーションでにぎやかさが増してきました。

いよいよ今年も、あと半月ほどとなりました。

年末を迎え、寒さが増しており、インフルエンザ感染も増えております。

引き続き、手洗いやマスク着用等、しっかりと感染防止の対策を行なっていただければと思います。

前回まで、アライブケアメソッドの自立支援ケアで取り組む6つの基本ケアの中で、特に「食事」「運動」「睡眠」について、免疫機能を高める効果があることの話しをさせていただきました。

今回は、「笑う」ことで免疫が向上することについて話しをさせていただきます。

「笑う」
笑顔による筋肉の刺激が脳に伝わると、NK細胞を活性化させると言われております。

体内には、NK細胞（ナチュラルキラー細胞）と呼ばれる免疫細胞がありますが、この細胞は、細菌やウイルス、がん細胞等の異常細胞を特定し、攻撃する働きがあります。その活性の高さから、感染症やがんにかかりにくくする細胞であると言われております。

このNK細胞は感情の影響を受けやすいという特徴があります。

嬉しいときには活性化され、悲しいときには働きが弱まります。ですので、笑うことでストレスが軽減し、免疫の向上に繋がると言われております。

作り笑いでも効果があるとされておりますが、具体的な方法として、

① 大声で笑う
② 1日5回は「アハハ」と声に出して笑う
③ 好きなことや楽しいことをすること

を行なうことでNK細胞が活性化し免疫機能が高まります。

笑いと免疫の関連については、まだNK細胞に関することだけのようですが、他の免疫細胞に関する研究は今後に期待されています。

アライブかながわでは、楽しんでいただけるアクティビティを毎日実施しております。

ドッグセラピーでワンちゃんとふれあって楽しんでいただいたり、カラオケで大きな声で楽しく歌をうたっていただいたり、各種のゲームで楽しんでいただいたり、ご入居者の皆さまに楽しく笑っていただけるよう様々な企画でアクティビティを行なっております。

また、「アライブアップ食」として、お肉は国産肉やブランド肉を、お魚は近海の生魚を、お野菜は旬の生野菜・果物と食材にもこだわりながら、彩りよく、美味しい食事の提供により、見た目からも楽しんでいただき、ご入居者同士またはスタッフとの会話を楽しみながら笑顔となる食事時間となっております。

ご入居者の皆さまに、アクティビティや食事、普段の会話から、日々楽しく、笑顔となっていただけるように過ごしていただいております。

今回、今年最後のブログとなります。

今年一年、多くの皆さまにご支援いただきましたこと本当に感謝申し上げます。

これから一層寒い日が続きますので、お体に気をつけて、よいお年をお迎えください。