2025年12月12日
皆様こんにちは、アライブ久が原ホーム長 上林です。
今回は、「心のフラット」について少しお話をさせていただきたいと思います。
私たちは日々、さまざまな出来事や人との関わりの中で、多くの感情や判断に触れながら生活をしています。
嬉しいこともあれば、時に戸惑いや不安を覚えることも───。
そんな日常の中で、アライブでは「心をフラットにする」という姿勢をとても大切にしています。
「心のフラット」とは、先入観や感情、立場にとらわれず、物事をありのままに捉え、客観的に見ることを意味します。
「感情の起伏を抑える」
「中立的な立場を保つ」
「誰に対しても分け隔てなく接する」
といった、穏やかで柔軟な心のあり方とも言えます。
先日、社内会議で「心がフラットであること」について意見を交わす機会があり、その帰り道に、ふと幼少期から馴染みのある、ある言葉を思い出しました。
それは、「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」です。
実家の客間には、この言葉をしたためた書が飾られており、幼い頃から何気なく視界に入っていた言葉です。
「平常心是道」とは、平常の心こそが道であるという禅語で、
特別に飾らず・背伸びせず・乱されず、あるがままの心で歩むことこそが大切だという教えになります。
華やかな言葉ではありませんが、日々を積み重ね介護の仕事に携わる私たちにとって、これほど強く優しい指針はないように思います。
「心をフラット」に保つということは、ご入居者やご家族と向き合ううえでも、また仲間同士で協力し合ううえでも、欠かすことのできない姿勢です。
心が揺れ動く場面があっても、まず一度立ち止まり、心を整え、澄んだ目で状況を捉える───。
アライブは、介護技術だけでなく「人間力を高める」学びの時間も大切にしています。
日々反省し、その積み重ねこそが穏やかで信頼に満ちた環境につながっていくのだと考えております。
これからも「平常心是道」の言葉を胸に、日々「心のフラット」を意識しながら、皆様に安心してお過ごしいただけるホームづくりに努めてまいります。
ホーム見学は随時承っております。
お気軽にお問い合わせください。お待ちしております。




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