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自立支援ケアが文化になっていると実感した瞬間

2025年12月21日 

皆様こんにちは アライブ浜田山ホーム長の佐藤です。

先日、ホーム内で認知症のBPSD(行動・心理症状)の一つである「ご入居者の帰宅願望」が見られる場面がありました。

「家に帰らなければならない」

「そこタクシー来るでしょ」

「今日はお世話になりました」

ご入居者にとっては切実で、強い不安や焦りを伴う訴えです。

介護の現場では決して珍しいものではありませんが、その対応の中にこそ、そのホームの本質、まさにケアの力が凝縮されているといえます。

今回対応したスタッフ達を見て、私は強い感動を覚えました。

誰一人として慌てることなく、否定する事も、力で抑制することもありませんでした。

ご入居者に対して、

「ここはあなたの家です」

「帰れません」

といった言葉ではなく、まずはご本人の想いに耳を傾けていました。

「お家が気になりますよね」

「今日はどんな一日でしたか」

「少し外に出てみましょうか」

そんな何気ない声かけと行動の中で険しかった表情は少しずつ和らぎ、会話が広がっていきました。

スタッフがご入居者の帰宅願望を止めるように動くのではなく、ご本人の想いに寄り添い、心を理解しようと、優しく対話をしてくれた事がとてもうれしくて…感動しました。

ホームに戻られてから、温かい紅茶をスタッフと楽しまれている姿を見ながら、アライブのバリュー(価値観)である

「人を大切にする気持ちをベースにお一人おひとりと向き合い続ける」

がスタッフの心にちゃんと生きていると感じる事ができました。

後日、その方のBPSDの原因として、

「水分量が適正であったのか?」

「その日にご本人に環境変化があったのか?」

などについて、スタッフが主体的に集まってケアの振り返りをしている姿をみて、自立支援ケアが「考え方」ではなく「文化」として浸透しているのだとあらためて感じました。

寄り添うケアは、マニュアル通りにいきません。

その人を知り、その人を信じる姿勢があってこそ可能になります。

今回の場面は、スタッフが日ごろからご本人の生活歴や思いを共有し、専門職としてチームとして、知識技術の理解を深めているからこそ生まれた対応だったのだと思います。

そしてそれは、私たちが日々積み重ねている自立支援ケアの結果に他なりません。

改めて、ケアの質は「特別な場面」ではなく、「何気ない日常の一コマ」に表れるのだと感じました。

これからも、一人ひとりの思いを大切にして、その人らしい生活を支えるケアを積み重ねていきます。

長くなりましたが、有料ショートステイ、短期特定、入居についても関心がございましたらお気軽にホームまでお問い合わせください。

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