2025年12月21日
前回は「食べられる幸せ」というテーマで「義歯」について私なりの考えを書かせていただきましたが、今回は「食事」そのものについて書いてみたいと思います。
私たちの食生活にはいろいろな意味合いがありますが、特に大きなものは、「喜び・楽しみ・人と人との絆としての食」と「栄養としての食」の2つだと思います。
◆喜び・楽しみ・人と人との絆としての食
美味しい食事を食べると幸せを感じ、喜びを感じることは誰しもあると思います。
また、家族や親しい人とテーブルを囲み、同じ食事を食べることで楽しみは増幅し、つながりを深めたり確かめ合うという側面も食事は持っています。
◆栄養としての食
これについては、皆様も異議はないと思います。
栄養は、言うまでもなく生きて活動するうえでのエネルギー源であり、近年はこれに「健康」という要素が加わってきています。
栄養には量的意味での「エネルギー量」(一般にキロカロリーで表現)と、質的な意味での「栄養(素)バランス」があり、食事はバランスよく、十分なエネルギーを出来るだけ効率よくとることが求められています。
ご入居者の皆様にとって、ホームでの生活における最大の楽しみは「食事」です。
「食事」が老人ホームの満足度を決めると言っても過言ではありません。
アライブは上記のような『食』の意味をしっかり理解しつつ、皆様にご満足いただくため、とことん食事にはこだわっております。
それ故、食事を提供してくれるパートナー企業選びはとことんこだわりました。
『サービスの品質は、作り手の「心」から』
作り手の心身を整え、モチベーションを向上させていくことが、「料理のクオリティの高さ」に直結すると現パートナー企業は考えております。
その為、「社員の幸せ」には様々な取り組みを実施しております。
ただ残念なことに、料理の美味しさは「心」だけでは限界があるため、「食材」についても以下のような取り組みをしています。
1.お肉全般の質を改善し、より美味しくより柔らかく、より食べやすくする
例:輸入肉のみ ⇒ 国産肉・ブランド肉(A4~A5ランク)を取り入れる
2.お魚をより美味しく、バラエティに富んだ材料を使用する
例:冷凍メルルーサ ⇒ 鯛(タイ)や生の鱈(タラ)、鱸(スズキ)にかえる
3.お野菜の種類を増やし、美味しさだけでなく見た目の彩を向上し、旬菜を多く取り入れる
例:冷凍野菜 ⇒ フレッシュ生野菜
4.産地が解る素材を使用する
5.デザートに生フルーツをご用意する(脱 缶詰フルーツ)
私も時々同じ食事を食べていますが、「作り手の心」と「素材の良さ」で本当に美味しいと感じていますし、ご入居者の皆様からも大変好評をいただいております。
ご入居を検討されている方は、是非アライブの食事付き見学にお越しください。
厨房のスタッフと共に、心よりお待ち申し上げております。
次回は、「栄養としての食」について、アライブのこだわりも含めて掘り下げて書いていこうと思いますので、ご期待ください。




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