2026年1月16日
新年あけましておめでとうございます。
アライブ世田谷下馬 ホーム長の柴田です。
清々しい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
■穏やかな元日、お一人おひとりと交わす「お屠蘇」
ここアライブ世田谷下馬では、元日に55名のご入居者お一人おひとりのもとを訪ね、「お屠蘇(おとそ)まわり」をさせていただきました。
活気あふれるリビングでお節料理を楽しまれる方、ご家族に囲まれて賑やかな笑い声を上げられる方。そして、お部屋で静かな時間を過ごされている方には、お屠蘇の芳醇な香りと、ほんの一口の「新年の味」をお届けしました。
「和やかなお正月だね」
「今年もよろしくね」
そんな自然な言葉が交わされる、どこまでも穏やかな一年の始まりとなりました。
■「大晦日にお節を」ー繋いだご家族の願い
私たちが日々のケアの中で、何よりも大切にしている言葉があります。
それは、「おかえりなさい」という響きです。
昨年末、ある出来事がありました。
親子でご入居されているA様のお母様から、「大晦日は、娘と一緒に大好きな和菓子とお節を食べたい」という切実な願いを伺ったのです。
当時、A様は12月から入院生活が続いており、年末年始をホームで過ごせるかどうか、不透明な状況にありました。それでも「どうしても、その一時を叶えたい」という一心で、病院側と調整を重ねました。
そして大晦日の昼過ぎ。
ようやくお迎えに上がり、一時外出という形でお母様の待つホームへ。
豪華な式典があったわけではありません。応接室でお節を囲む、ごく当たり前の家族の時間。
けれど、「また、今年も一緒に過ごせた」というその事実が、年の瀬に募りやすい不安をそっと和らげ、温かな安心感へと変えてくれたように感じます。
■心がほどける魔法の言葉、「ただいま」と「おかえりなさい」
年始を病院で過ごされた方は他にもいらっしゃいましたが、少しずつ退院の調整が進んでいます。先日は、一時外出をされたA様も、ついに正式にご退院の日を迎えました。
ホームの玄関をくぐられた際、A様が発した第一声。
「ただいまー!」
それに応えるスタッフの、
「おかえりなさーい!」
どこにでもある、何気ないやり取りかもしれません。
けれど、その場にいた全員が思わず顔を見合わせ、自然とこぼれた笑顔は、何物にも代えがたい「ホームの絆」そのものでした。
数ある言葉の中で、これほどまでに心がふっと解ける言葉があるでしょうか。
■2026年、丁寧に、日常を重ねる
2026年も、アライブ世田谷下馬の日常の中に、この「ただいま」「おかえりなさい」の連鎖が絶えることなく続いていくことを願っています。
一過性のイベントではなく、日々の積み重ねの中にこそある、お一人おひとりの物語。その一つひとつを、今年もスタッフ一同、丁寧に大切に紡いでまいります。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。




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