2026年3月21日
平素は格別のご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。アライブ浜田山 ホーム長の稲田です。
今回は、私たちのホームが最も大切にしていることの一つである「お食事」についてお話しさせていただきます。
2025年9月、私たちは食費の改定とともに「アライブアップ食」を導入いたしました。
これは昨今の人件費・食材費の高騰に伴う単なる値上げではなく、「食事に対する価値を創造すること」を目的としています。
食材の質を高めることで、しっかりと召し上がっていただく。それが低栄養の改善や、お薬を減らす「ポリファーマシー」の解消につながると信じ、日々取り組んでおります。
私は新卒で介護業界に入り、これまで7つの有料老人ホームを経験してまいりましたが、アライブ浜田山の食事の質の高さには心底驚きました。
食事はパートナー会社である「株式会社オレンジェイト」に委託し、ホーム内の厨房で調理していただいています。
私が長年この業界で感じてきたのは、「同じメニューでも、作る人の熱量によっておいしさに差が出る」ということです。
「いかにおいしく食べていただくか」という想いが、味に反映されるのだと実感しています。
2月のとある日、私がアライブ浜田山に着任して間もない頃のエピソードをご紹介します。
その日の昼食は「真鯛の塩焼き」でした。検食のために厨房へ入ると、調理台にたくさんの「真鯛の頭」が積まれているのが目に留まりました。
私が「鯛は切り身で仕入れるのではなく、厨房で捌いているのですか?」とシェフに伺うと
「切り身の方が楽ですけどね。でも、ここで捌いた方が断然おいしいじゃないですか!」
そう笑顔で返されたのです。実際にいただいた塩焼きは、脂が乗っていてパサつきが一切なく、そのおいしさに感動したことを今でも鮮明に覚えています。
以前勤めていたホームでも、月に一度のイベント食として豪華なコース料理が出ることはありました。しかし、この真鯛の塩焼きはイベントではなく、「普段の食事」なのです。
ハレの日の豪華な食事も素敵ですが、私たちは、毎日3食のお食事がおいしいことこそが最も重要だと考えています。もちろん全ての魚を捌いているわけではありませんが、少しでも「おいしい」と思っていただけるよう、日々工夫を凝らしています。
また、お身体の状況に合わせた形態食(ソフト食など)であっても、通常食と同じ食材を使用し、見た目や味を損なわないよう配慮しています。
「食」は健康のバロメーターであると同時に、人生の大きな楽しみの一つです。
これからも、この質を落とすことなく、皆様に喜んでいただける食事を提供してまいります。
アライブ浜田山では、ご入居を検討されている方やご興味をお持ちの方に向けて、「食事付見学会」を随時承っております。ぜひ、自慢の味をお確かめにお越しください。




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