2026年4月1日
平素は格別のご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
アライブ浜田山 ホーム長の稲田です。
前回は「お食事」についてご紹介しましたが、今回は「リハビリ」についてお話しさせていただきます。
アライブ浜田山には、機能訓練指導員として理学療法士(PT)の資格を持つスタッフが常勤しており、週5日体制で勤務しております。
主な業務は、ご入居者様の身体機能の評価、個別の機能訓練メニューの作成、そして介護スタッフと連携した日々のリハビリサポートです。
あるご入居者様から「歩きたい」というご要望をいただいた際のエピソードをご紹介します。
その方は、ご自身で具体的な理由を言葉にすることが難しい状態でした。
しかし、私たちはその言葉の背景にあるものを探るため、「なぜ?」という問いかけを繰り返します。
一言に「歩きたい」と言っても、そこには多様な動機が隠されているからです。
「人に迷惑をかけたくない」
「家に帰りたい」
「散歩がしたい」等々
ここからさらに深掘りしていきます。
「『人』とは、ご家族のことか、それともスタッフのことか?」
「『迷惑をかける』とは具体的にどのような状態を指すのか?」
「家で何がしたいのか?」「お一人で過ごしたいのか、ご家族と過ごしたいのか?」
「なぜ?」を繰り返したその先に、私たちアライブが目指す、ご入居者様の「真の望み」があると考えています。
「歩きたい」という目標は、あくまで一つの通過点です。その先にあるもの。
そのゴールを達成するために何が必要かを逆算し、ご入居者様と多職種チームが一体となって取り組んでいく。
そして何より、「歩いて何がしたいのか」を考え抜くことが重要です。
アライブ浜田山では、機能訓練指導員がご入居者様と屋外へ散歩に出かける場面が多々あります。
バリアフリーが完備された館内とは異なり、屋外には傾斜や段差があります。そうした環境で歩くことは、バランス感覚や注意力を養う実践的な訓練となります。
今の時期であれば、桜を眺めながらの散歩は絶好の気分転換になります。
「来年もまた、歩いて桜を見に行きたい」
そんな願いを叶えられるよう、リハビリの先にある「真の望み」を見据え、私たちは日々サポートを続けてまいります。




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