2026年5月3日
皆様こんにちは。アライブ世田谷中町ホーム長の厚地です。
今回は、現在ホームで共に学び、日々懸命に取り組んでいる海外からのスタッフについてお話しさせていただきます。
ご存知の通り、介護業界は慢性的な人不足に直面しております。
そのような中でアライブでは、志の高い優秀な海外人財の採用を進めており、当ホームでも意欲あふれる仲間たちが活躍しています。
彼ら、彼女たちの多くは、母国で看護資格や看護助手としての経験を積み、日本でさらに学びを深めています。
そして将来は、母国に戻り介護の分野で貢献する、あるいは再び日本に戻りさらなる成長を目指すなど、それぞれが明確な志を持っています。
その根底には、『家族のために』という強い想いがあります。
言葉も文化も異なる国へ、家族と離れて一人で来日する。
その決断の重みを思うと、自然と頭が下がる思いです。
不安がないはずはありません。
それでも彼らの目は常に前を向き、いきいきと輝いています。
現在、中町にはインド、インドネシアから6名のスタッフが在籍しています。
私自身も含め、当初は海外人財の育成に手探りの部分もありましたが、専任の育成担当を設け、『共に学び、共に成長する』ことを大切にしながら取り組んでまいりました。
配属初日、彼らはそれぞれ日本語で書いた手紙を持参し、ご入居者やスタッフへ一生懸命に想いを伝えてくれました。
決して流暢とは言えない日本語の中に、まっすぐで温かな気持ちが込められており、その姿に多くのご入居者が心を動かされていました。
『遠い国から学びに来るなんて立派ですね。応援していますよ。』
そんな励ましの言葉が自然とあふれていました。
日々の業務にも真摯に向き合い、習得も早く、育成は順調に進んでいます。
『もっと仕事を覚えたい』『ご入居者のことを深く知りたい』と言った前向きな言葉が多く聞かれます。
中には『このまま日本で働きたい』『一度母国に戻っても、またここで働きたい』と語ってくれるスタッフもおり、その想いに胸を打たれることも少なくありません。
印象的なエピソードがあります。
英語が得意なご入居者A様と、インド出身のスタッフが日々英語で会話を重ねていました。
その時間はA様にとって大きな楽しみとなっていました。
ある日、A様は体調を崩されご入院。
病院のベッドで
『またホームへ戻れるかな…』
『あのインドのスタッフさんとまた英語で話したいな…』
そのように奥様に話される日々が続き、次第にその気持ちは強くなり、その思いが目標となり、力となり、体調は順調に回復されていきました。
そしてついにご退院の日、インド出身のスタッフと共にお迎えすると、
『帰ってきたよ。またたくさん話そう!』
A様は満面の笑みで声をかけてくださいました。
何気ない『会話』という関わりの中に、その方らしさを大切にし続けてきた結果であり、そして何より、そこには言葉を超えた『心の通じ合い』がありました。
海外人財の皆さんに共通して感じるのは、『ご入居者に向き合う姿勢』です。
常に笑顔で、丁寧に、相手の言葉に耳を傾けようとする姿。
その一つひとつに、介護の本質である『心で寄り添う』という姿勢が表れています。
言葉の壁があるからこそ、より真剣に相手を理解しようとする。
その姿から、私たち日本人が学ぶべきことも多くあります。
実際に、あるスタッフからは、
『自分が同じ年齢の頃、あそこまでの覚悟や姿勢は持てていなかった。自分ももっと成長しなければと思いました。』
という声が聞かれました。
海外人財は技能実習生として、限られた3年間の中で国家資格である介護福祉士の取得を目指しています。
その制約があるからこそ、一日一日を大切にし、高い意識で仕事に向き合っているのだと感じます。
そして今、学んでいるのは彼らだけではありません。
私たちもまた、彼らの姿勢や想いから多くの刺激を受けています。
お互いに学び合い、高め合う関係が、ホーム全体の力となりつつあります。
ご入居者からも『最近、表情が変わってきたね。本当に頑張っているよね。』と温かいお言葉いただいております。
介護は、人と人との関わりです。
国や言葉、文化の違いを越えて、互いに理解しようとし続けることで、そこには大きな力が生まれます。
これからもホーム一丸となり、私たちが目指す姿に向けて精進してまいります。
そんな仲間たちがいる中町へ、是非一度足をお運びいただければ幸いです。




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