2026年6月18日
こんにちは。アライブ世田谷下馬でホーム長を務めております柴田です。
紫陽花が美しく色づき始める季節となりました。皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
昨年6月に旅立たれたお客様、A様。
一周忌を迎えるこの大切な時期に、ご主人や息子様ご家族の皆様と共に、再び当ホームで集う貴重な機会をいただきました。
昨年12月には、ご主人とホームスタッフで「偲ぶ会」を開催いたしました。
A様との思い出を振り返りながら、互いに感謝の気持ちを伝え合う温かい時間となったことを今でも鮮明に覚えております。
それから半年が経った今回。
息子様ご家族もお迎えし、お孫様も交えた大変賑やかな会となりました。
お部屋の中では、尽きることのない思い出話や近況報告が次々と飛び交いました。
A様とご家族の皆様で出掛けられたご旅行のエピソード
旅立ちの前夜に、ご夫婦二人で交わされた大切な会話
お孫様の小学校生活や水泳教室でのご様子
ご主人が苦手だった大縄跳びの思い出と、最近始められたという山歩きについて
前回の「偲ぶ会」では伺えなかったご家族の歩みや、微笑ましい近況をお聞かせいただき、終始穏やかで心地よい時間が流れていきました。
「おばあちゃんは僕たちには優しかったけれど、おじいちゃんには厳しかったよね」
「おじいちゃんがもっと歳を重ねたら、ここ(アライブ)に来るんでしょ?」
そんなお孫様の率直で愛らしい言葉に、その場にいた全員が大笑いする一幕もありました。
A様を偲びつつも、そこには決して悲しみだけではなく、ご家族が歩まれている日常と、その先にある未来が確かに感じられました。
睦まじい時間もあっという間に過ぎ、会を締めくくるにあたり、息子様がご挨拶をしてくださいました。
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「母の病気が分かったあの時は、すべてが真っ暗に思えました。
けれども、アライブの皆様と出会い、ここで過ごすことで世界が明るくなり、
希望を見出すことができました。
今こうして、旅立った母を囲んで皆様と一緒に笑い合えていること、
これ以上の幸せはありません。
あの当時は、このような日を迎えられるとは想像もできませんでした。
本当にありがとうございました」
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息子様が紡いでくださったお言葉は、私たちスタッフにとって何よりもありがたく、そして大きな重みを持つものでした。
今回の「一周忌を囲む会」では、A様の遺影の傍らに、美しい一束の花が飾られていました。
その花は、A様が亡くなられる直前、「父の日」のサプライズとしてご主人へ贈られた花束と同じアレンジメントでした。
ご主人がこの会に向けてホーム近くの生花店を訪れた際、店舗のスタッフの方が当時のことを覚えていてくださり、お気持ちを込めて再現してくださったそうです。
A様が旅立たれてから一年。
こうして再びホームに集い、思い出を語り、共に笑い合えること。
それは、ご本人を心から偲ぶだけでなく、A様が遺してくださった最愛の絆を、改めて全員で確かめ合う大切な時間となりました。
A様が固く繋いでくださったご家族との尊いご縁を、私たちはこれからも末永く大切に育んでまいります。




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