2026年2月18日
こんにちは。アライブ荻窪のホーム長を務めております畠山でございます。
春のはじまりの節目を迎えました。まだ寒さを感じる今日この頃ですが、
皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
今回のブログでは、「認知症」をテーマにお話しさせていただきます。
私は大学卒業後、介護業界に就職し、研修を終えて現場に配属されました。
当時は、介護に携わり始めてまだ数か月。認知症に関する知識も経験も十分とは言えない状態でした。
認知症のある方と関わる機会が増える中で、先輩方の指導や日々の関わりを通じて、
その難しさを痛感するとともに、多くの疑問や悩み、そして関心が生まれたことを今でも覚えています。
たとえば、
「お家に帰りたい…」とお話しがあった時、
「ここがお家ですよ」…(理解してもらえないのでは?)
「明日、帰れますよ」…(嘘になってしまうから良くないのでは?)
その方を大切に思う気持ちを軸に向き合っていたものの、適切な言葉を見つけられず、
ご入居者の不安を強めてしまったと感じる場面もあり、日々模索し、悩み続けていた時期でした。
そんな中で出会ったのが、「パーソンセンタードケア」という考え方です。
認知症のある方を一人の“人”として尊重し、その方の視点に立って理解し、ともにケアに取り組んでいく、認知症ケアの考え方です。
人は、周囲の人々や社会との関わりの中で、一人の“人”として認められ、尊重されていると実感することで安心して生きることができます。
認知症になっても、身体的なニーズだけでなく、人としての心理的なニーズが満たされることが不可欠です。
お一人おひとりが唯一無二の存在であり、認知機能や身体の健康状態、性格傾向、人生歴、周囲環境、人間関係はそれぞれ異なります。
そうした背景を大切にしながら、その方とのコミュニケーションを重ねていくこと、
これこそが、認知症とともに生きる方の、人生の質を高める支援につながるのだと考えています。
私自身、アライブに入職してからもこの考えを大切に、ご入居者、そしてスタッフ一人ひとりと向き合ってまいりました。
認知症ケアにおいて大切なのは、「その方を思うこと」「その人らしさ」を追求し続けることだと感じています。
「認知症を熟知し、思いをカタチにし、日本の介護を牽引し続ける」
それがアライブ荻窪の使命であり、私たちの誇りです。
まだ道半ばではありますが、これからもスタッフ一同、情愛をもってご入居者に寄り添い、上質で温かみのあるホームづくりに努めてまいります。
今後とも、変わらぬご支援とご理解を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。




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