2026年3月5日
平素よりアライブ荻窪の運営に深いご理解と温かいご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
アライブ荻窪ホーム長の畠山でございます。
薄暗い場所に、ひとり立っている。
どこか見覚えがあるようでいて、初めて訪れた場所のようにも感じる。
ここがどこなのか分からないまま、ただ歩き続けている――そんな感覚。
今が昼なのか夜なのか、暑いのか寒いのかさえ定かではない。
ふと灯りが差し込む瞬間があり、その時だけ周囲の景色がはっきりと見えることがある。
けれども、「分かった」と思った次の瞬間、どっと疲れが押し寄せ、再びすべてが曖昧になってしまう。
周囲では誰かが話しながら通り過ぎていく。何かをしているように見えるけれど、それが何なのかは分からない。
時折、懐かしい何かを見つけて近づこうとすると、突然その姿は消えてしまう。
全てを失った気がして、ひとりぼっちのようだ。
どうしてよいのか分からず、ただ不安と恐れだけが残る――。
認知症のある方は、このような心細さや不安を抱えながら、「今」を生きています。
私たちが現場で向き合っているのは、目に見える症状だけではなく、その奥にある目に見えないお気持ちです。
答えがすぐに見つかるわけではなく、悩み、立ち止まることも少なくありません。思うようにいかない日もあります。
それでも、日々の関わりの一つひとつが積み重なり、ご入居者の幸せな生活へ繋がると信じています。
これからもスタッフ一同、情愛をもって真摯に向き合い、上質で温もりあふれるホームづくりに努めてまいります。
今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。




資料請求・お問い合わせ

