2026年2月18日
アライブ代々木大山町ホーム長の井東です。
いよいよミラノ・コルティナ冬季オリンピックが始まりました。
前回の投稿でも触れましたが、スポーツ観戦好きの私は、既に寝不足気味の毎日です。
大会序盤から日本選手のメダルラッシュが続いていますが、今回私が最も注目しているのは、男子スノーボードハーフパイプの「平野歩夢」選手です。
ご存じの方も多いと思いますが、彼は2022年北京大会の金メダリストであり、それ以前にも2大会連続で銀メダルを獲得。さらには2020年東京大会にスケートボード日本代表として出場するなど、まさに大谷翔平選手にも引けを取らない「二刀流」選手です。
当然、今大会でも金メダルの最有力候補でした。ところが、直前のW杯ラークス大会(スイス)でボードが折れるほどの激しい転倒を喫し、顔面や下半身を強打。帰国後は歩くこともままならず、車椅子や松葉杖が欠かせない日々を送っていました。重度の打撲で膝は普段の2倍ほどに腫れ、骨盤の仙腸骨と鼻骨を骨折するという、絶望的な状況だったそうです。
誰もが出場は無理だと思った中、彼は奇跡的に出場できました。受傷からわずか1ヶ月足らず。驚異の回復でも完治はしていません。痛みが残る中、感覚の戻らぬ膝で予選を7位で通過し、決勝でも7位入賞という見事な滑りを披露してくれたのです。
この種目のレジェンド、ショーン・ホワイト氏も「信じられない。怪我を抱えながら……本当に感動的で勇気づけられた」と、驚きを隠せなかったといいます。
ここで私が注目したいのは、平野選手の驚異的な精神力はもちろんのこと、その舞台裏にいる「多職種のプロ集団」の存在です。
コーチ陣はもちろん、医師、看護師、セラピスト(リハビリ職)、マッサージ師、栄養士、そしてボードやブーツをミリ単位で調整する技術者たち。数え切れないほどのスタッフが、「怪我をした平野選手をなんとか舞台に立たせたい。金メダルを取らせてあげたい」という共通の目標に向かって、それぞれが専門性を最大限に発揮したことです。
舞台こそ違いますが、「アライブにおける介護の仕事」も、本質は全く同じです。
「ご入居者の真の望みを叶える」という共通目標のもと、多くのプロ職が関わっています。
介護士、看護師、セラピスト、ケアマネジャー、医師、栄養士、調理師など。
認知症や病気により要介護状態となったご入居者お一人おひとりが、残りの人生をより良く過ごしていただけるよう、私たちは日々試行錯誤を繰り返しています。それは決して、単に「お世話をするだけの介護」ではありません。
明確な目標を持ち、真剣にその達成を目指すからこそ、ご入居者の状態が改善したり望みが叶ったりしたときには、この上ない喜びを感じ分かち合えます。これこそが、介護という仕事の醍醐味であると私は確信しています。
先日も、認知症で苦しまれているご入居者のためのカンファレンスを行いました。当社顧問の認知症専門医、かかりつけ医、看護・介護スタッフ、ケアマネジャー、専門士、本部スタッフらが一堂に会し、詳細な評価資料を基に議論を尽くしました。
「ひとりを思う、そのために。」
私たちは決して諦めません。ご入居者は十人十色です。だからこそ、その方に合ったケアをとことん考え抜きます。
介護の仕事は決して楽ではありませんし、思うようにならないことの方が多いかもしれません。しかし、プロ同士が連携し、「どうすれば状態が改善するのか」「どうすれば真の望みが叶うのか」を諦めずに考え抜くことが何より重要です。これからも、ご入居者とご家族の笑顔が増えるよう、チーム一丸となって邁進してまいります。
介護でお悩みの方、あるいは、こうした想いに共感し一緒に働いてくださる方、ぜひお気軽にご連絡ください。心よりお待ちしております。




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