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最善とは何か

2026年4月1日 

平素よりアライブ目白の運営に、温かいご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
ホーム長の柳町です。

介護の現場では、
ときどき同じ言葉に出会います。

「家に帰らないと」

夕方になると、
ふとその言葉が口に出ることがあります。

「母が待っている」
「夕飯を作らないと」
「子どもが帰ってくる」

理由はそのたびに違います。
けれど多くは、もう遠い時間の中にある出来事です。

専門職として、
事実を伝えることは大切です。

状況を理解していただくこと。
現実から目をそらさないこと。
それは、安心して暮らすための土台になる。

その考え方に、間違いはないと思います。

ただ、現場に立ち続けていると、
少しだけ、迷う瞬間にも出会います。

強い不安の中にいるとき、
その方が求めているものが、
必ずしも”説明”とは限らないことがある。

ある日、
同じ言葉を口にされたお客様に、
職員が静かに声をかけました。

「今日はもう遅いですから、
明日の朝にしましょうか」

その方は少し考えてから、頷きました。

「そうね。夜は危ないものね」

その場の空気は、
静かに落ち着きました。

もちろん、
明日帰る予定があるわけではありません。

だから、厳密に言えば、
それは事実ではありません。

私はそのやり取りを見ながら、
少し考えていました。

あの言葉は、
何を守っていたのだろう。

事実なのか。
安心なのか。

もし、
正しい説明がその人をさらに不安にさせるとしたら。

そのとき私たちは、
何を選ぶべきなのだろう。

嘘をつくことは、
望ましいことではありません。

けれど、
嘘をつかないことが
いつも最善とも限らない場。

その境界線は、
簡単には引けません。

だから私たちは、
一つひとつの場面で立ち止まり、
チームで考えることが大切だと思っています。

正しさを捨てるのではなく、
その方の不安の形を、
見失わないために。

しばらくして、
その方はまた同じ言葉を口にされました。

「家に帰らないと」

職員は、
また静かに伝えました。

「今日はもう遅いですから、
明日の朝にしましょう」

その方は少し笑って、
こう言いました。

「そうね。夜は危ないものね」

そのやり取りを見ていると、
そこにあったのは嘘というより、
不安を渡るための
小さな足場のようにも見えました。

正しさだけで、
人の心が解けるわけではない。

そしてときどき、
正しさが
人をひどく孤独にしてしまうこともある。

だから私たちは、
言葉を選ぶとき、
少しだけ立ち止まります。

それが本当に、
その人のための言葉なのか。

正解はないかも知れません。
しかし答えを出さなければならない場面があります。

今日も現場では、
小さな判断が静かに積み重なっています。

もしよろしければ、
そうした時間に触れにいらしてください。

ここでは、
正しいことだけを急がず、
その方が今、渡れる言葉を探しています。

皆さまとのご縁を、心よりお待ち申し上げております。

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