2026年4月17日
皆様こんにちは。アライブ武蔵野御殿山のホーム長の和田です。
若葉の色も日ごとに濃くなり、春のぬくもりを感じる頃となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、認知症のご入居者へのケアについてお伝えさせていただきます。
A様は大変気さくなお人柄で、日頃より他のご入居者とも和やかに会話を楽しまれています。
そんなA様が、最近になってお一人でエントランスへ足を運ばれ、周囲を見渡した後に居室へ戻られるという行動を繰り返されていました。
表情や声色も普段と何も変わらない。体調が悪いわけでもない。
でもご本人の中で何か感じること、思うことがあるのではないか。
職員がA様に優しく、ゆっくり声を掛けました。
職員「どうされましたか?」
A様「あのね。家族が来てると思うんだけどいない?」
職員「そうなんですね。どうしてそう思われるのですか?」
A様「だって、外に緑の車が止まってるんだもの。あれ息子の車だから」
職員「息子様のお車なんですね。一緒に見に行きましょうか」
職員と一緒に外に出て車を確認したA様。
A様「これ息子の車じゃないわね。待たせていたら悪いじゃない。でも確認出来たから安心したわ」
職員「お車が止まっていたら教えて下さいね。一緒に見に行きましょう」
A様「ありがとう。ホッとしたの。またお願いね」
とても安堵されたご様子が伺えました。
表情、声色には出ていなくても普段とは違った変化を見過ごさない。
職員が日頃からご入居者お一人おひとりと真摯に向き合い、深く理解しようと努めているからこそ、ご様子の変化に気付くことが出来ると思っています。
認知症の方のケアの正解は一つではありません。その時のご様子、ご気分に合わせてケアをしていくこと。
そして、言葉に出来ない、ならない声を拾いあげることが求められていると感じています。
当社のVisionである「認知症を熟知する」の実現に向け、これからも日々の関わりを大切にし、ご入居者の安心と安らぎにつながるケアを追求してまいります。




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