2026年6月1日
こんにちは。アライブかながわのホーム長、佐藤です。
日ごとに夏の気配が濃くなり、暑く感じる日が増えてまいりましたが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか。
今回は前回のブログに引き続き、4月にご入居者の皆さまといちご狩りに出かけたエピソードを通じて、「外出することの効果とその素晴らしさ」をお伝えできればと思います。
外出することの、大切な力。
高齢者の方にとって、外出にはさまざまな効果があることが知られています。
まず挙げられるのが、「五感への刺激」です。春の風、土のにおい、色鮮やかなイチゴの赤。施設の中では得られない豊かな感覚体験が脳を活性化し、意欲の向上や表情の変化につながります。
次に、「身体への働きかけ」です。車いすから身を乗り出して手を伸ばす、歩行器で移動する。日常のケアの中とは違う自然な動きが、心地よく筋肉や関節を刺激します。
そして何より、「自分でできた」という喜びです。
介護が必要になると、どうしても「してもらう」場面が増えてしまいがちです。
しかし、自分の目で選び、自分の手でイチゴを摘む
その小さな主体性が、自信と笑顔を取り戻してくれます。
認知症のある方にとっても、外出の体験は記憶に残りやすく、ホームに帰ってからも「今日はイチゴ狩りに行ったんだよ」と繰り返しお話しされることがあります。
体験が言葉を呼び、言葉が人とのつながりを生む。外出には、そのような素晴らしい連鎖をもたらす力があります。
帰り道の車の中で、ご入居者のA様はご自分で摘んだイチゴをひとつ口に運びながら、目を細めてこうおっしゃいました。
「また来たいわね!」
その一言が、スタッフ一同の何よりの励みになりました。
アライブかながわでは、これからも季節の体験を大切に、ご入居者の皆さまが「また行きたい」「また食べたい」と思える毎日をつくってまいります。




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