2026年6月22日
平素は格別のご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
アライブ浜田山ホーム長の稲田です。
今回は、アライブが大切にしている企業理念「VMV」と、その中でも私が最も大切にしている「Mission」について、新しくご入居された方とのエピソードを交えながらお話ししたいと思います。
アライブでは、「Vision(ビジョン)」「Mission(ミッション)」「Value(バリュー)」を企業理念として掲げています。
Visionは、「認知症を熟知し、思いをカタチにし、日本の介護を牽引しつづけること」
Missionは、「情愛と意志で、ご本人とご家族の『真の望み』を叶えること」
その方が歩んでこられた人生を深く知り、お一人おひとりにとってかけがえのない時間を共に育み、最期に「アライブで良かった」と思っていただける存在であり続けることです。
そしてValueは、「人を大切にする気持ち」を原点に、高い専門性と豊かな人間性をもって、お一人おひとりに寄り添い続けることです。
どの理念も私たちにとって欠かせないものですが、私自身、介護という仕事のやりがいを最も感じるのは、このMissionを実践できたときだと感じています。
先日、新たにご入居された方のお話です。
その方は体験入居を希望され、他社とも比較しながら住まいを検討されていました。
ご本人、ご家族が大切にされていたことは、次の三つでした。
・食事がおいしいこと
・お母様と気の合う方がいること
・ご自宅への外出や行き来を支援してもらえること
体験入居とショートステイを合わせて二度ご利用いただき、これらの希望を満たせると感じていただいたことで、ご入居を決断されました。
ご入居後、ご家族とのお話の中で、
「母は洋裁が大好きで、足踏みミシンを使って洋服を作っていました。でも腕を骨折してからは、やらなくなってしまったんです。」というお話を伺いました。
ちょうど骨折の回復も順調で、リハビリが始まり、少しずつ腕が上がるようになってきた時期でした。
そこで私は、「リハビリも兼ねて、ご自宅にあるミシンをホームへお持ちいただいてはどうでしょうか」とご提案しました。
ご家族も快く了承してくださり、ご自宅からミシンを運んでいただきました。
実際に目にしたミシンは、私の想像以上に大きく、長年大切に使われてきた歴史を感じるものでした。
ご本人は、「まさかこのミシンをここまで持ってきてもらえるなんて思わなかったわ」と、とても嬉しそうに笑顔を見せてくださいました。
現在はまだ腕の可動域が十分ではなく、実際に洋服を縫うところまでは至っていません。
しかし、リハビリとしてミシンに触れ、手を動かす練習を続けています。
また、お部屋には他のご入居者も訪れ、昔のミシンや洋裁の思い出話に花が咲く光景も見られるようになりました。
その様子を見て、「提案して良かった」「行動に移して良かった」と心から感じました。
ご本人とご家族が大切にされてきた人生や想いに少しだけ近づくことができた
――そんな実感を得られた出来事でした。
そして、このような積み重ねこそが、私自身の大きなやりがいになっています。
ご自宅で長年続けてきた生活から施設へ入居するという決断は、決して簡単なものではありません。
しかし、私たちはその方らしい暮らしや、大切にしてきた時間をできる限り継続できるよう、お一人おひとりの人生に寄り添い、ご本人・ご家族の「真の望み」を叶えるために努力を続けています。
これからもMissionである「情愛と意志で、ご本人とご家族の『真の望み』を叶えること」を胸に、一人でも多くの方に「アライブで良かった」と感じていただけるホームを目指してまいります。
介護についてお困りのことや、ご入居をご検討されている方は、ぜひ一度ホームへお越しください。
皆様のご来訪を、心よりお待ちしております。




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