2026年7月21日
平素よりアライブ浜田山の運営にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
アライブ浜田山ホーム長の稲田です。
今回は、7月12日に開催いたしました「AWBC(アライブ ウェルビーイング コミュニティ)」についてご報告いたします。
AWBCは、これまでのようにホームから運営状況をご報告するだけの運営懇談会ではありません。
ご入居者、ご家族、そしてホームがそれぞれ対等な立場で想いや考えを共有し、ともにより良い暮らしを考えていくための対話の場です。
私たちは、本当に良い介護はホームだけでつくるものではなく、ご本人やご家族との率直な対話の中から生まれるものだと考えています。
だからこそ、一方的にお伝えするのではなく、皆様からいただくご意見やお気持ちに耳を傾け、ともに考え、より良いホームづくりにつなげていくことを大切にしています。
AWBCには、「Well-being(その人らしく、心豊かに生きること)」という言葉が込められています。
その実現のためにも、ご入居者、ご家族、ホームが同じ方向を向きながら、一緒に歩んでいける関係を築いていきたいと考えています。
当日は10組12名のご家族にご参加いただき、貴重なお時間をいただきましたこと、心より御礼申し上げます。
今回の意見交換では、「センサー類の適正な活用」について、ご家族の皆様と考えを共有させていただきました。
介護現場で使用される代表的なセンサーの一つに、「フットコール」があります。
ベッドサイドなどに設置したマットを踏むと職員へ通知が届き、ご入居者が動き出されたことを把握できる機器です。
一方で、私たちはセンサーを「転倒を防ぐための道具」とは考えていません。
センサーは動きを感知して職員へ知らせるものであり、転倒そのものを防ぐものではありません。
また、「動くたびに職員が来る」という環境は、ご入居者によっては「動いてはいけない」という心理的な負担となり、自由な行動や生活意欲を妨げてしまう可能性もあります。
だからこそアライブでは、センサーを「見守るための監視機器」ではなく、ご入居者の生活リズムや身体状況を把握し、より良いケアにつなげるためのアセスメント(状態分析)のツールとして位置づけています。
また、居室内には、ご本人、ご家族の同意をいただいた方を対象にAIカメラを設置しております。
このAIカメラには転倒を検知する機能があり、転倒が発生した際には職員へ通知するとともに、その前後の状況を振り返ることができます。
例えば、夜間にトイレへ向かわれる途中で転倒された場合、「どの場所でバランスを崩したのか」「どこに手すりがあれば安全だったのか」などを映像から分析し、環境改善や再発防止につなげています。
AIカメラも広い意味ではセンサー機器の一つですが、私たちはご入居者の安全性を高め、より良いケアを実現するための大切なアセスメントツールとして、今後も適切に活用してまいります。
AWBCでは、このほかにも日頃のケアに対する温かいお言葉をいただく一方で、私たちが改善すべき点についても率直なご意見を頂戴しました。
いただいたお言葉の一つひとつが、ホームをより良くしていくための大切な学びです。
これからも、ご入居者にとって安心してその方らしく暮らせるホームを目指し、ご家族の皆様との対話を大切にしながら、より良いホームづくりに努めてまいります。
今後とも、アライブ浜田山をどうぞよろしくお願い申し上げます。




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