2026年8月2日
こんにちは。アライブ久が原でホーム長を務めております畠山です。
連日厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、当ホームにご入居されているA様(98歳・女性)の心温まるエピソードをご紹介いたします。
普段はご自身のペースで静かな時間を愛され、とても物静かな印象のA様。
その日も穏やかな日常のなかで過ごされていました。
A様は普段からホームのアクティビティを楽しみにしてくださっているため、この日もいつものようにお声がけをさせていただきました。
その日は、地域とのつながりを育む「小学校の社会科見学」の日でした。
交流が始まると、小学生からの素朴でまっすぐな質問に対し、A様は終始優しい笑顔で、ご自身の言葉で丁寧に応えてくださいました。
<ここでの生活は楽しいですか?>
「楽しいですよ。たくさんの企画(アクティビティ)があるからね」
<どうして介護施設に入ったのですか?>
「難しい質問ね。でも、ここなら自分らしく過ごすことができるからかな」
一通り質問が終わり、そろそろ会を締めくくろうとした、その時のことです。
A様が「今度は、私からみんなにお話するね」と、声をあげられました。
ことわざの穴埋めクイズで子どもたちと楽しく盛り上がった後、
A様は、子どもたちの未来へ向け、「家族の大切さ」や「学ぶことの意義」について語りかけられました。
「人はね、生まれてから少しずつ成長していくでしょ。でもね、年齢を重ねると少しずつできないことも増えていくの。それは、とても自然なこと。だからこそ、最期まで残るのは『自分らしさ』なのよ。みんなのお家にも、おじいちゃんやおばあちゃんがいるでしょ? 大切にしてあげてね。困っているときは、優しく助けてあげてね」
そのお言葉は、子どもたちだけでなく、見守っていた私たちスタッフの心にも深く沁みわたりました。
大きな感動をいただいた瞬間でした。
年齢を重ね、たとえできないことが増えたとしても、お客様の尊厳「その方らしさ」が失われることはありません。
人生の最期の瞬間まで、その方らしく、心豊かな時間を紡いでいただけるよう、これからも、お一人おひとりに真摯に向き合い続けてまいります。
今後とも、温かいご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。




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