2026年9月25日
こんにちは。アライブ世田谷中町 ホーム長の厚地です。
前回は、弊社のパートナー企業であるMCS社(メディカル・ケア・サービス株式会社)との取り組みについてお話しさせていただきました。
これは、私たちが大切にしている「基本ケア」を進めるうえで、とても大切な学びとなっております。
私自身も「自立支援ケア」に関する書籍を手に取り、基本ケアを改めて学び直しております。
これまでの経験とはまた違う視点や多くの新しい発見があり、介護という仕事の奥深さを改めて知る素晴らしい機会となりました。
これまで実践してきたことの「根拠」や「意味」を文字として再確認することで、介護という仕事の素晴らしさや楽しさを、より一層深く実感しております。
ある書籍の中に、「介護とは何か」という問いがありました。
そこには、このように綴られております。
「ご入居者が幸せだと思える日々を送れるようサポートすること」
「ご入居者が何かをしたいと願ったときに、その目的を共に達成するパートナーであること」
そして、「幸せとは何か」については、
「その方が実現したいことを叶えること、思いを叶えること」 とありました。
ここで言う「実現したいこと」とは、特別なイベントのような瞬間的な喜びだけでなく、継続的な幸せや活力のある生活、そしてその方が本当に送りたい「日常」そのものを指しています。
自立支援ケアは、ご入居者が「実現したい」と願う目的への障壁となっている生活課題を取り除くための大切な手段の一つです。
それはまさに、アライブの理念である「情愛と意思で、ご本人とご家族の真の望みを叶える」という想いに繋がるものだと感じています。
例えば、基本ケアの一つである「水分摂取」についても、ただお飲みいただくのが良いというわけではありません。
お一人おひとりの、お身体の状態はもちろんのこと、体の仕組みや、水分が体内や各臓器でどのような役割を果たしているのかを私たちがしっかりと理解したうえで取り組むこと。
それこそが、本当の意味でのケアにつながります。
だからこそ、私たち介護スタッフも必要な知識を身につけ、確かな「根拠」を持って日々のケアに臨むことが重要なのだと、今回の学びからあらためて実感しております。
また、以前のブログでもお伝えいたしましたが、アライブ世田谷中町のスタッフは、もし医師から「お看取り」の状況をお伝えされた場合であっても、「必ずお元気になっていただけるはず」と強く信じ、ご入居者に寄り添い続けています。
私自身、以前の職場ではなかなか経験できなかったこの素晴らしいスタッフたちの温かい想いに、日々胸を打たれています。
実際、以前にお看取りの時期を想定されていたご入居者が、現在は週に3回、大好きなお寿司を美味しそうに召し上がれるまでに回復されたケースもございます。
もちろんすべての方に同じ結果となるわけではございませんが、私たちスタッフにとっても大きな誇りと喜びとなった、忘れられないエピソードの一つです。
書籍の中には、「介護職が日々のデータや情報を共有し、医師と一緒に考えることが大切である」という記述もありました。
ご高齢の方は低栄養傾向になりやすく、その栄養状態の変化がご生活の様々な場面に影響を及ぼします。
そのため、血液検査の結果などを基に「ご高齢だから」と状態の改善が難しいと捉えられ、お看取りのご判断を告げられるケースもございます。
だからこそ、日々一番近くでご入居者を見守り、ご様子をよく知る私たち介護職が、水分摂取量やお食事量、活動状況などの日々のデータや変化を看護職員と連携し、医師にしっかりとお伝えしていくことが非常に重要なのだと考えております。
これからも、ご入居者様を想う気持ちを第一に、その方らしい温かい日常をカタチにしていくために、職員一同でさらに学びを深めてまいります。
ご家族の皆様におかれましても、どうぞ安心して温かく見守っていただけますと幸いです。
▶︎ 各ホーム長の想いはアライブ公式noteでも発信中!
ホームで大切にしていること、ご入居者とのエピソードなど、ブログとは異なる角度からアライブのストーリーをお届けしています。




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