2026年10月10日
みなさん、こんにちは。アライブ世田谷下馬ホーム長の渡邉健城です。
9月1日にアライブ世田谷下馬に着任してから、早いもので1か月が経ちました。
新たな環境の中で過ごす日々は瞬く間に過ぎていき、月日の流れの早さを改めて実感しております。
今年は秋の長雨が続き、肌寒く感じる日も多くございます。
しかし雨上がりには、澄んだ空気や色づき始めた木々に秋の訪れを感じることもできます。
中庭やエントランスの木々も、雨上がりには葉に残った雫がきらきらと輝き、いつもとは違った美しさを見せてくれています。
先日も、雨が上がったわずかな時間を見計らって、親子で中庭を散歩される姿が見られました。
楽しそうにお話をされながらゆっくりと歩かれるお二人の姿がとても微笑ましく、心温まるひとときでした。
アライブ世田谷下馬では、現在ショートステイのご利用が可能となっております。
ショートステイをご利用される目的は、介護者の方のレスパイト(休息)をはじめ、ご家族の海外出張、ご自宅の改修期間などさまざまです。
先日も、奥様のレスパイトを目的とした、ご主人のショートステイのお申し込みがございました。
医療行為が必要なこと、そして過去に他のアライブのホームをご利用いただいた経験から「アライブなら安心」と、アライブ世田谷下馬のショートステイを選んでくださいました。
奥様と共にホームへお越しになったご主人のA様ですが、ホームでの生活が始まると、環境の変化による不安や寂しさからか、大きな声を出されてしまうことが度々見られました。
ご自身のお部屋にいても、皆様のいるリビングにいても、その状況は変わらないご様子でした。
私が以前に勤めていた他社のホームであれば、
「ショートステイでの一時的なご利用だから」
「大声を出してしまうから」と、
自然とお部屋で過ごしていただく流れになるのが当たり前になっていたかもしれません。
しかし、アライブのスタッフはご家族からの情報を元に、A様が大好きな落語を流してみたり、安心して過ごせるようご自宅に似た環境を整えてみたりと、工夫を重ねます。
さらに「アライブケアメソッド」を駆使して状況を改善しようと、こまめな水分摂取を促し、慢性的な脱水状態を改善させるなど、スタッフ一人ひとりがA様を想い、その日にできるお手伝いを開始していきました。
翌朝の申し送りでは、「夜間も断続的に大声が聞かれており、よく休まれていなかったご様子でした」との報告がありました。
それでも、アライブのスタッフたちは諦めません。
その報告を聞いたスタッフは「何とかご自宅に戻るまでに、A様のために生活のリズムを整えて差し上げたいですね」と話し合っていました。
そこからさらに「アライブケアメソッド」を実践し、水分摂取や日中の活動を促すとともに、声を少し出してしまっても大丈夫な環境を作りながら、生活リズムを整えるお手伝いを続けていきました。
その後、ご自宅に戻られてから、奥様より嬉しいお言葉をいただくことができました。
「今回は自宅に帰ってからも、しばらくは主人が落ち着いて過ごしていました。私もゆっくり休むことができました。」
そのお言葉をいただいたとき、『ひとりを思うそのために』という言葉の深さを改めて実感しました。
ひとりを思うとその先には、ご家族やその方を支えるすべての人を思う気持ちに繋がっていくのだと、深く考えさせられました。
▶︎ 各ホーム長の想いはアライブ公式noteでも発信中!
ホームで大切にしていること、ご入居者とのエピソードなど、ブログとは異なる角度からアライブのストーリーをお届けしています。




資料請求・お問い合わせ

