2026年10月10日
平素よりホーム運営に多大なご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。 アライブ武蔵野御殿山でホーム長を務めております、平野です。
季節の変わり目となり、肌寒さを感じる涼しい日もあれば、急に暑さを感じる日もございますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、日々の何気ないコミュニケーションを通じた、私たちのケアの取り組みについてお伝えしたいと思います。
御殿山にご入居されているA様は、2年ほど前に右ひざを骨折されて以来、思うように身体を動かせないもどかしさから、お部屋で過ごされる時間が増えておりました。
ご入浴も少し億劫になられてしまう時期がございましたが、もともとお話し好きでいらっしゃるA様のお人柄に寄り添いながら、スタッフが試行錯誤を重ねてお声がけを続けました。
その結果、一時期はリビングに出てこられ、仲の良いご入居者様方と一緒に楽しいお食事の時間を過ごしていただけるようになりました。
そんなA様ですが、今年の6月頃、再び転倒されて大きな怪我を負ってしまわれました。
はじめは思うように身体を動かすことができず不安な日々もありましたが、リハビリを経て、徐々にご自身で動けるようにお戻りになられております。
ただ、前回と同様に、お部屋から出ることが少し億劫に感じられてしまい、お一人で過ごされる時間が増えておりました。
「以前のように、A様にホームのお仲間と楽しく穏やかな時間を過ごしていただきたい」
スタッフの間で自然とそんな思いが湧き上がり、A様への関わり方について改めて知恵を絞り、試行錯誤の日々が再始動いたしました。
例えば、もともとご自身の身だしなみをとても大切にされていたA様を理美容にお誘いしてみたり。
お部屋に飾られた素敵な絵画やお花について
「どちらに飾ると素敵でしょうか」とご一緒に相談させていただいたり。
「中庭で色々な野菜を育てているんですよ」とお伝えして、
晴れ間に中庭へお誘いしてみたり。
時には、温かく見守り支えてくださるご家族様のお力もお借りしながら、スタッフみんなでA様に寄り添ってまいりました。
こうした日々の温かな関わりを続けていく中で、A様の表情や気持ちにも少しずつ変化が訪れ、
先日から再びリビングに出てこられるようになりました!
現在は、以前のようにホームのお仲間とお話ししながら、楽しくお食事を召し上がっていらっしゃいます。
ご本人様のこれまでの歩みや趣味嗜好、その時々の御体調に寄り添うことを大切に、スタッフ一人ひとりがA様のことを深く考えてチャレンジしたことが、今回の素敵な笑顔へとつながりました。
日々のコミュニケーション一つひとつは、ほんの短い時間や小さなものかもしれません。
しかし、その小さな温もりの積み重ねこそが、ご入居者皆様の日々の活力となり、これからのホームでの暮らしをより豊かに彩っていくものと私たちは信じております。
これからも、スタッフ一同、お一人おひとりとの関わりを大切に紡いでまいります。




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